Archive for the ‘メディアリレーション’ Category

先日、B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」が兵庫県姫路市で開かれた。2日間で51万5,000人が来場し、会場となった姫路市の人口とほぼ同数が参加したことになるという。6回目の開催にして、この種のPRイベントとしては大成功をおさめています。

イベント全体としては、話題性のある企画がパブリシティを生んで、さらに話題になって定着するという、PRイベントの王道ともいえる成果を上げている。そして、イベントに参加する町の個々の名物料理にも、PRになくてはならない要素がきちんと盛り込まれていて、さらに効果が増している。

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先週、当研究所ではじめて 「公開相談会」 を開催した。集まっていただいた企業広報のみなさんと、たっぷり一時間半にわたって、業務上のリアルな話題に対して解決策を提示したりディスカッションしたりと盛り上がった。ご参加ありがとうございました。

ひとつのテーマから、あっち行き、こっち行き、広報の話はつきない。冒頭でも、ソーシャルメディアの話からプレスリリースの話につながった。プレスリリースを出してもなかなか記事にならない、という悩みである。

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大手IT企業の(ベテラン)広報であるエス氏と飲んでいて仕事の話になった。

わたしはお酒を飲むとまことに物覚えが悪くなるので、小さな紙切れをいつでも取り出せるようにしておいて、大事なことはササっとメモする。その紙が、こどもたちが小さいときに遊んでいたおもちゃの5億円札の裏だったりするので、見られるとちょっとはすかしいんですけれど。

このときのメモ、つまりエス氏の話でこれは大事だなと思ったことは、「企業の広報に対して最も厳しい基準を持った記者にあわせた対応をする」ということである。これには思わずひざをたたくという概があった。

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調べものがあって横浜の日本新聞博物館(ニュースパーク)に行ってきた。併設施設の新聞ライブラリーで、全国紙、スポーツ紙、日本全国のすべてのブロック紙と地方紙が無料で閲覧できるので、たまに利用するのである。目黒から小一時間といったところだし、大さん橋のそばなので、季節がよいときは港まで歩いてリフレッシュできる。

さて、この新聞博物館の見どころはなんといっても、新聞の歴史と新聞社の活動内容やしくみを知ることができる常設展示室である。新聞の基礎を学ぶのにおススメです。

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個人的な話ですみませんが、カレーチェーンのCoCo壱番屋(通称:ココイチ)のカレーが好きである。だいたい週一ココイチである。先日お昼時をはずして午後1時すぎにいつもの野菜カレーを食べていて、ふとまわりをみまわすと、わたし以外のお客が全員インド人ではないですか!あーびっくりした。

目黒は実は国際色豊かな街で、特に東南アジア系の人が多い。レストランもタイ料理、インドネシア料理などエスニックが豊富で、もちろんインド料理店もいくつかあるし、有名な店もある。それなのにあえてココイチである。両親の住む高松でいりこだしのコシのある讃岐うどんを食べ慣れたわたしが、東京のそばやで濃いかつおだしのやわらかいうどんも食べたくなるのと同じようなものなのか、どうなのか。

以前、仕事でサンフランシスコによく出かけた時期があり、当地の吉野家にいる感覚を思い出した。記憶があいまいですが、たしか昔ファイナンシャルディストリクトのあたりに吉野家があったと思う。外国人に囲まれて牛丼を食べるのは最初は妙な感じがした。すぐに慣れたんですけど。

ところでなぜ頻繁にサンフランシスコに行っていたかというと、米国企業の日本法人広報として日本のメディアの方たちを本社やイベントに招待して取材してもらったり、業界アナリストの方たちにアナリスト会議に参加してもらったりして、そこに同行していたのである。

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「事件記者」という古い映画をご存知ですか?

警視庁の記者クラブを舞台に、事件発生から社会部記者たちの取材活動、刑事や記者同士の駆け引き、抜いた抜かれたの報道合戦、事件解決までを描いたドラマである。記者クラブの緊張感と和気あいあいとした雰囲気がバランスした独特な感じや軽妙な会話が魅力だ。

もともとは昭和33年から41年までNHKで放送された人気ドラマで、その間に日活が10本映画化しており、当時ヒットしたようです。

さて、その「事件記者」の映画シリーズ第3作「仮面の脅迫」は、新聞社の誤報が題材になった一本だ(あらすじはgoo映画などで読めます)。痴漢事件のスクープ記事が一転誤報となってしまい、新聞社が対応に追われることになるのだが、これがなかなか興味深い。

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いろいろな記事を見ると、IT系の場合、製品の画面写真(または商品の写真)が掲載されていることが多くあるのに気付きます。特に新製品の紹介スペースでは元のレイアウトが「画面が必須」になっていることもあります。そんな場合、画面がないことによって記事にしていただけないケースもあると聞きました。

そんなわけで製品の画面はできる限り用意するようにしています。用意したほうがいいものの答えは「画面」でした。

では、それをどうやって記者に渡すのでしょうか。

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