Posts tagged ‘危機管理’

経済誌のオンライン編集長がセミナーでお話しされるというので、八重洲まで出かける。今にも降り出しそうな9月某日。広報の仕事に携わる者は、メディア、報道への興味を決してなくしてはならぬ。氏には米系コンピューターメーカーで広報の仕事をしている時にお世話になった。 続きを読む »

 

何かに取り上げられたり、また流行のサービスを扱っているという事で、いろいろなメディアから取材依頼がくることがありますよね。

未熟な広報の方だと舞い上がってしまうのではないでしょうか。

単に社長のアポを取って、会議室をおさえて、記者に日時を連絡して、当日同席して終わり。

掲載誌が来たらそれに付箋をつけて社内回覧といった流れでしょうか。

その取材に自分も立ち会いましたという自己満足感。社長の隣に座っている偉くなったような優越感。

私もとても未熟だったときに体験したような少し苦い思い出があります。

実はこれ、とても危険だったりするのです。
以下が社長取材で想定される出来事です(創作です)

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企業の決算発表の季節です。

日本では3月期の通期決算が多いので、いまは第3四半期の決算発表である。企業の広報やIR担当者は忙しい時期である。

決算発表時には、社長交代も同時に発表される場合がある。今回もキリンホールディングスやキヤノンなどの大手企業が社長人事を発表した。

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ここのところ著作権についての勉強をこつこつやってます。仕事で必要な知識であると同時に、ブログなどの利用において一個人としても著作権についての正しい理解が不可欠だと痛感するからです。

個人が比較的簡単に著作物を発信できるようになった一方で、だれもが著作権を侵害される可能性があり、反対にだれもが著作権を侵害する可能性のある時代になったといえます。

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毎年この時期になると思い出すことがあります。

米国系企業の広報を務めていたとき、年も押し詰まってきて普段より一日早めに休みに入ったことがあった。年内の発表関係も一段落し、社長の年頭あいさつの準備も万端であった。

その日朝早く、こどもたちとそり遊びでもしようとのんきに軽井沢を目指して出発したのだが、途中の東京駅で携帯電話がなった。当時所属していた会社のパートナー企業の広報からであった。

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わたしは九州出身のB型である。このあいだ辞任した前復興担当相の辞任前の釈明会見にはあいた口がふさがらなかったが、そこで突然フィーチャーされた組み合わせである。さっそくどこかのメディアがネット上で九州出身B型の有名人のリストをつくって公開していたのだけれど、わたしと同じ大分生まれのB型には元力士の千代大海がいた。なんて、どうでもいいことですが。

日本に比べて血液型による性格判断がポピュラーでないヨーロッパのメディアは、あの放言について驚きをもって報じたという。でも、日本の閣僚、それも今最も大事なポジションの一人が辞任したことよりも、どちらかというと血液型での性格判断が日本ではやっていることに関心をもって各国各紙は書いたようで、あぁ日本のいまの国際的な地位を象徴しているなと感じました。

近年ほんとうに、失言、放言、暴言で辞める政治家があとをたたない。そしてビジネスの世界でも、経営者が不祥事の際の記者会見で失敗し、事態をさらに悪化させてしまい、企業の存続すら危うくさせてしまう例が少なくない。

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