Archive for 12月, 2010

上海万博で日本産業館の「世界一トイレ」が人気だったことは記憶に新しい。最近観た映画「トイレット」でも、温水洗浄トイレのことを外国人が「グレイト・ジャパニーズ・テクノロジー」と評するシーンが挿入してあった(外国人監督が作った映画ではないですが)。いわゆる温水洗浄トイレは、日本の技術力の高さをあらわす代表的な製品だ。

そしてついこの前、ストレートパーマが日本発の技術として外国で認知されつつあるということを知った。

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せっかく新製品が出たのに、自社サイトに掲載しただけとか、無料プレスリリース投稿サイトに載せただけという人がたまにいます。

え?それでいいじゃない?という人もいるかもしれませんが、もったいないかなと思いました。

この方法だと、相手(記者・ジャーナリスト)が「能動的」(プル)に動かないと、情報源(プレスリリース)に到達しないのです。ニッチな分野でしかもまだ著名でない企業ならなお更見ていただくことが難しい気がします。将来的な企画のネタにしてもらえる可能性はゼロではありませんが。

そうするとプッシュ型の方法も併用するのが好ましいのではないかと思います。つまり相手にこちらから「届ける」という方法です。そのため、多くの企業ではFAXや電子メール送信、持参するなどの方法でプレスリリースを記者に届けているわけです。

以前から言及しているように、記者が1日に受け取るプレスリリースは数百。迷惑にならないように見ていただくために、わかりやすい簡潔な表現と、不必要に大量に送らないということは留意したいと思いますが、「単に自社Webに載せておくだけの自己満足プレスリリース」だけでは読んで欲しい相手になかなか読んでもらえず、あまりにももったいない気がしています。

注:プレスリリースをWebに掲載することは、後で調べてもらえますし、SEOにも効果的だと思われるので、それらの方法を否定するつもりはなく、プッシュとプルの組み合わせを推奨できればと思っています。そしてもちろん、特定企業のサイトのプレスリリースの更新をRSSを使ってウォッチしている記者の方も複数知っていますので、是非自社サイトなどへのリリース掲載は是非やっていただきたい事柄です。

 

あっという間に12月になり、今年も終わりに近づいています。

年度末の会社も、そうでない会社もあると思いますが、年の終わりはいろいろと活動を振り返るのに良い時期です。

ただ、まとめて1年間の活動を思い出すのは至難の業。

よって、活動を記録し、容易に振り返れるようにしておく必要があります。

この内容、当たり前のことで、すでにやってるよ、という人も多いと思いますが、意外とうまくできていない企業もあるのではないでしょうか?というのも、記録用(社内でのレポート用)の定型フォーマットに、重要なことを書く欄がない場合もあるのです。単に活動した日付や掲載された記事の記録しかないフォーマットが多いイメージです。

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前回の投稿をきっかけに「自慢」についてちょっと考えてみました。
なぜ自慢話は記憶に残らない、さらに言えば、聞いていて気分が悪いのでしょうか?

我々の仕事で身近な「取材」を例に考えてみました。
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この目黒広報研究所を始めて最初に、広報に必要な能力として「スキャンする力」のことを書いた。自分の所属する会社のポジションを自分の目線で見るのではなく、自社を含んだ風景を上空に飛んでいって俯瞰する。

もうひとつ大事なことがあった。それが「時間の流れの中のマッピング」だ。これも内田樹氏の文章を読んでいて出会った言葉ですが、まさに広報やマーケティングに必要な能力だと思うのであります。

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先日、facebookで記者会見の案内を一部の記者にお送りしてみました。そのときの反応はこちら。→ [記者会見のご案内をfacebookで実施してみました。皆さんの反応は・・・]

概ね好意的に受け取っていただいたようで、この件に関してある新聞の海外支局長からもフェースブックを通じてメッセージをいただくなど、皆様からいろいろなフィードバックがあり、今後も可能性として他の方法と併用してのご案内はありなのではないかと感じました。

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