Archive for the ‘未分類’ Category

陽気に誘われて、近くにある国立大学のキャンパスまでサクラを見に行った。時計塔のある重厚な本館の前に、美しいサクラのトンネルができるので、毎年楽しみにしている。

いつもなら正門から入ってサクラを眺めて帰るのだが、きょうはなんとなく別の場所からキャンパス内に入った。

図書館の向かいにある斜面で、年配の女性が熱心に何か見ていたので近くに行ってみると、白いかわいい花が咲いていた。花にカメラを向けると、その向こうに土筆も一本すっくと伸びている。ちょっと得した気分でした。

<春の草 音符のやうに のびてくる> 岸本水府

(花図鑑で調べたら「スノーフレーク」という名のヒガンバナ科の植物でした)

タナカヨシユキ

 

著名ホテルの食品偽装問題が話題となっています。広報の視点で言うと、その会見の受け答えのまずさが、非常に気になってしまいます。苦しく長い言い訳をする事で、ますます良くない結果につながっています。

次元の違う話ではありますが、少し前のサッカーの前園さんの会見とは対照的でした。(多分、いろいろと準備をされたんだろうと思います)

謝罪会見なんて、自分には縁がないと思っている人もいると思いますが、人前でわかりやすく伝えるという行為は、新製品発表会や自分自身のプレゼンにも通じる所があります。人前で話す機会のないビジネスパーソンはかなり少ないのではないでしょうか?そう考えると多くの方に関係があると捉える事が出来ます。

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あけましておめでとうございます。

巳年がe年になりますように祈念して書き初めしました。へびのつもりがうなぎに見えるのは書いた本人だけでしょうか(笑) うなぎ登りという言葉もありますから、どっちに見えてもいいですよね!

いつも目黒広報研究所にきていただきありがとうございます。ことしもよろしくおねがいいたします。

タナカヨシユキ

 

昨日、東京・上野の東京国立博物館で開催中の「青山杉雨の眼と書」に行ってきました。上野駅の公園口を出ると、強烈な暑さにもかかわらずたくさんの人でにぎわっていました。ちょうど、ベルリン国立美術館展やマウリッツハイス美術館展などの人気展覧会もやっています。

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独立して仕事を始めてから7年目となった。言い換えれば、創業から丸6年がたって、会社としては6期目を終えて7期目に入ったということだ。数字とは見方によって印象が違うもので、わたしの場合、この6と7に大きな差を感じます。

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今国会で著作権法の一部改正の審議がされます。広報・PRの仕事をする上で著作権に関して高感度をキープしておきたい。再録します。

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アメリカの大統領のスピーチは、数人のライターによって準備され、「ここがテレビで引用されるだろう」などと予測して「決め台詞」が用意されていると聞いたことがあります。そこまでではなくても、取材をされた記者の方が引用できるように、インパクトのある発言をしたほうが、書き手にとっても書きやすく、読み手にとっても目に留まり、さらに印象に残ります。あまり過激なのはよくないかもしれませんが、競合他社の名前を挙げる例は海外ではみかけます。(以下は例です)

●●氏は「当社のライバルはXXしかない」とIT業界の巨人の名前を挙げ、強気の発言をした。

■■氏は「当社の主要製品△△はちょうど10年前の今日、発表された。今日は記念すべき△△の誕生日であり、さらにその新機能をみなさんに披露できる日でもある」と語った。

○○氏は「来年には●●はもう皆さんの過去の記憶にとどまっているだけであり、実際に利用しているのは□□という状況になるはずだ」と、自社製品が既存製品に取って代わるだろうと語った。

日本の場合、競合他社の名前を出すケースはあまりないと思われます。名前は出さずに

XX氏は「当社製品は本マーケットでは後発だ。しかしながら先行している製品を調査し、足りない機能を補い、圧倒的に先行商品を超えている」と自信をのぞかせた。

位ならある感じです。

いくつかの記事を実際に見てみて、引用されている台詞を抜き出してみるという事も勉強になります。

そうすると

  • 出典を明確にした、市場の統計的な数字
  • 製品を一言で説明した台詞

などが引用されやすいようです。インパクトの強い決めの台詞は難しい場合でも、この手のものであれば比較的用意できるのではないでしょうか。

そうであれば、記者が引用しやすいこの2点は確実に話の中に盛り込むと書き手にとっても親切であるばかりか、読者にも伝わりやすくなります。

内容だけでなく、可能な範囲で台詞にも気を配りたいものです。

まとめ:記者が引用できるような発言を、発表の中にいれておく