Archive for 11月, 2010

先日、ある取材に同席しました。
その方のお話しは本物感に満ち溢れ、聞いているこちらが引き込まれるような話題ばかりでした。

さてさて、その取材の10日ほどあと・・・

取材に同席した関係者が顔を合わせた際に、その中の一人から何気ない質問がありました。
「あのときの3番目の回答ってなんでしたっけ?この間から考えているんだけどどうしても思い出せなくて」
実は件の取材の中に、「あなたにとってxxxについての大きな出来事を3つ教えて下さい」という質問があったのです。皆であーでもないこーでもないとひとしきり唸っていたのですが、不思議な事にどうしても3番目がでてきません。1番目と2番目はみんな鮮明に覚えていました。細かい所までちゃんと覚えています。しかしなぜか3番目だけが出てこないのです。三人が三人とも・・・

翌日、メモを取っていた一人から3番目の答えがメールで飛んできました。言われてみれば「あ?あ?、そうそう」という中身。皆が忘れてしまったり思いつかなかったりするような突飛なことではありませんでした。

では、なぜこの部分だけ三人揃って忘れていたのでしょうか。
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先日お客様にコーポレートコミュニケーションと広報というお題でお話しする機会をいただきました。5年くらい前に広報新任者向けセミナーで講師をしたときの資料を引っぱりだして準備したのですが、世の中変われども広報の基本は変わらないと確信しました。一番変わらないと感じたのは「招待席」と「指定席」の話。

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村上春樹氏の小説「ねじまき鳥クロニクル」に出てくる科白です。

とかく対外的な観点から語られやすい広報業務ですが、社内での地道な仕事が土台になっています。

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菅首相の情報発信力の問題が取りざたされています。首相サイドも認識しており、広報強化を打ち出して、元キャスターを広報担当に起用したり、首相メルマガの復活を検討したりしているとか。しかし、体制や手法をいくら整えても中身がなければ、あだ花に実はならず。

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記事にならなかったプレスリリースに意味があったのかどうかという議論が時々なされます。

ある人は「記事に確実になる内容だけを厳選して記者に送るのがいい。記者は大量のリリースで迷惑している。記事として取り上げられないリリースは、意味がない」と言います。

また別の人は「たまにプレスリリースを送るくらいでは、記者に当社のことを認識いただけない。将来取材していただける「記事の種」になる可能性があるから、適当な頻度でのプレスリリースは、たとえすぐに記事にならなくても意味がある」と言います。

私の場合は、

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企業のホームページなんかで「XX新聞に当社の記事が掲載されました!」や「月刊XXに当社の新商品が紹介されました!」などの表現に出くわすことがある。次のページにいけるのでクリックしてみると。。。なんと記事そのものがアップされているではないですか!

これ、新聞社や出版社の許諾を得ているのだろうか?

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