Archive for 9月, 2011

名は体をあらわす、ということで、広報部門の名称はとても大事だと考えている。企業の組織名は、そのときの会社(経営陣)の考え方や経営方針が直接反映されるものである。だから、広報部門の名称は、その会社が広報という機能をどう位置づけているか、どんな役割を期待しているのか、もっと言ってしまえば広報を重視しているのかいないのか、をあらわしているといえる。

とかなんとか考えていたら、実際に企業の広報組織の名まえはどうなっているのか知りたくなった。でも、現時点での企業の広報部門の名称を本格調査するほどのことでもないので、わたしが過去15年間で名刺交換した企業や組織の広報関係者の方々(PR会社除く)の所属する組織名について調べるという、前回と同様に安易でひまじんなことをやってみた。

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目黒広報研究所がはじまって一年が過ぎて、数えてみたら全部で82のエントリーがあった。約4.5日に一度の更新の割合である。

今日は台風で外に出られないし、82のエントリーはどんな内容だったのか、ちょっと調べてみた。

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調べものがあって横浜の日本新聞博物館(ニュースパーク)に行ってきた。併設施設の新聞ライブラリーで、全国紙、スポーツ紙、日本全国のすべてのブロック紙と地方紙が無料で閲覧できるので、たまに利用するのである。目黒から小一時間といったところだし、大さん橋のそばなので、季節がよいときは港まで歩いてリフレッシュできる。

さて、この新聞博物館の見どころはなんといっても、新聞の歴史と新聞社の活動内容やしくみを知ることができる常設展示室である。新聞の基礎を学ぶのにおススメです。

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ここ数年で広報という仕事がかなり認知されてきた。専門の本もたくさん出版されるようになった。セミナーや勉強会、研究会なども各所で活発に行われている。認定資格もある。

当ブログでも、広報の仕事の基盤となる考え方や実務で使えるお役立ち情報をお伝えしている。プレスリリースの書き方とか記者発表会を開くときの注意点とかなんとか、実務上の知識や技術は、広報担当者なら身につけなければならないものである。

そこであえて自問自答してみる。「広報の仕事にもっとも必要な知識はなんだろうか?」

この質問にわたしは、「それはなんといっても会社についての知識と会社を取り巻く業界全体についての知識である」と答えないわけにはいかないのである。

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