Archive for 6月, 2011

このブログをはじめて今日で289日が経った。だからといって特になにかの節目でもなんでもなくちょっと数えてみただけなのであるが、ついでにもうひとついうと、わたしが書いたものは今回で40話となる。

これまでメモのような日記とプレスリリースよりほかにまとまった文章を書いたことがなかったわたしにとって、このブログを書くことはとてもよい訓練となっている。なにかを続けるということは、なにかいいことをもたらしてくれるです。

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外資系企業では海外の本社からいろんな人がやってくる。トップセールスということもあれば、日本法人では対処が難しい分野の問題解決のためということもありましょう。

そして、少なからず広報には「本社から外人がくるんだけどインタビューをセットしてくれない?」という要望がくるのではないでしょうか。これが広報にとって格好の情報発信の素材になることもあれば、うーん?となってしまうこともある。

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仕事柄、ファンミーティング的なイベント(ソーシャルメディア界隈で活躍されている方が集うイベント)と、記者会見と両方に参加する機会もあれば、自分が運営をする機会があります。

両者の目的が大きく違うのに、混同しているケースもあるという印象です。

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短い時間だからと、プレゼンターにお水を用意しないケースがあります。
確かに話すのは10-20分程度のことも。でも、短時間でも、急に咳込んだり、緊張して口の中がからからになったりすることがあるのです。そんなときお水があれば、解決します。当たり前のことなのに、こんな些細な事も省略しないようにしたいものです。

余談ですが、よく会見の場として使われるアーバンネット大手町ビルのレベル21は、お水は無料で用意してくれます(サービス料をとられるのでその中に入っていると思われます)

まとめ:講演者にもお水を用意

 

記者会見をやる場合、案内状は開催2週間くらい前に出すように心がけています。もちろん急に決まった場合は無理ですが。

そして、事前に調べられれば、会場などに電話したり、親しい記者に聞いたり、親しくしている他のPR会社の人に聞いたりして、他社と時間が重ならないよう、心がけています。ただ、週4回発表してる某社さんなどの例もあり、どうしても重なります。展示会の直前もたいてい重なりますね(展示会で披露する商品を事前に記者に見せるので)

先日などはテクノロジー系の発表が同じ日に11件あったそうで、どこの編集部も大変そうでした。自分の場合は、できるだけ重ねない日付にする(火・水・木はどうしても多い)とか、重なった場合は時間をずらしたり、移動しやすい会場にするなど、可能な範囲で心がけています。

しかし、現実には海外からの講演者の来日日程などもからむと、なかなか難しいことのほうが多いです。

他社と重なった場合でも、重要度が伝われば、取材いただけることが多いように感じていますが、取材いただく記者の方の負担も考慮しつつ、重なりを軽減するような方法があれば一番いいのですが。ツイッターでも先日この件が話題となり、数人のテクノロジー系広報で何か方策を考えてもいいかなと思っています。

余談ですが自分が記者をしていた頃は、大手さんの会見をはしごできるように、うまくスケジュールが組まれていたことなどもありました。

結論は出ていませんが、考えたい問題ではあります。

 

広報には物事を俯瞰する力が必要である。当研究所のコラムで何度も書いた。ではどうやって俯瞰力を鍛えればよいか。

わたしは、初級編として、毎日の新聞や雑誌のクリッピングが有効であると断言してしまいたい。

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昨年、「断捨離」ということばがちょっとはやりました。断捨離.COMによると、「自分とモノとの関係を問い直し、暮らし・自分・人生を調えていくプロセス」とあります。

「会社と社会との関係を問い直し、会社の事業・文化・経営を調えていくプロセス」、といいかえたら広報のミッションにあてはまるんじゃないかな、とおもいました。

本屋さんをうろうろしていると、続・断捨離の本「俯瞰力」が新刊本で出ていました。前にも書きましたが、俯瞰力というのは、広報に必要な能力のとても大事なひとつだとかんがえておりまして、2冊とも広報の仕事を連想するタイトルだな、とおもったのでありました。