Posts tagged ‘新製品’

先日、IT関係のセミナーに出席した際に、成長のための3つのビタミンEという話を聞いた。企業の成長のためには、部単位やチーム単位、そして個人のレベルにおいて、経験(Experience)、教育(Education)、実験(Experiment)を日常的に行える環境づくりが必要で、そのためには適切なITツールを導入するのが近道というような文脈だった。

この3つのビタミンEというのは、広報の仕事にもいえることであります。

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以前のエントリー「カタカナ表記について」でも冒頭触れましたが、新卒で入ったIBMという会社は、まっ先に社内用語集が配られるほど専門用語の多い会社でありました。

まず新人研修のときに慣れるのに苦労したのが、英字や数字の羅列である。ES/9000、AS/400、RS/6000、PS/55、S/88などの製品名からはじまり、3270、5250などなど。パソコンすらさわったことのない文系学部出身の新入社員には、その英字と数字のかたまりと実物を結びつけるパスがなく、最初はまったく頭に入ってこなかった。

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「Impossible」が「I’m possible.」に変化するCMが放映されている。その部分だけ、ちらっと見ておもしろい言葉遊びだなあと思っていたのだが、肝心のなんのコマーシャルかはぜんぜん覚えていなかった。

検索してみたらパソコンのCMだったのですが、「I’m possible.」は英語としておかしいということがけっこう出てました。たしかに中学生のときに「It is possible for ? to?」と使うんだよーと英語教師のミスター山田はおっしゃった。

でも、英語が正しい正しくないよりも、わたしには絵として目に入ってきた。記号を一つ加えただけで対極のイメージに変化させられるのは、おもしろいなと単純に思いました。

ところで、あまりテレビをみないのでCMに接することも少ないわたしですが、コラムニストの天野祐吉氏が朝日新聞に連載中の「CM天気図」は、氏の愛情のこもったCM批評がすきで愛読している。

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仕事で必要な情報収集や勉強のために、IT関連のカンファレンスやセミナーに行くことがある。メールマガジンやダイレクトメールをみると、景気がなかなか上向かないとはいえ、小さなものから大きなものまで、毎日のように各所で各社がさまざまな切り口でセミナーを開催している。

そこでたまにですけど、講演の開始を待っていると、「まだお見えになっていない方がいらっしゃいますので、開始時刻を少々遅らせていただきます。今しばらくお待ちください」とかなんとかアナウンスが流れてきて待たされるときがある。まあ、わたしの場合はだいたいがそんなに急ぐことがない日にセミナーに来ていることが多いので、言われたとおり「はいはい」と言って(声は出しません)、お行儀よく席で開始を待つことになる。きちんと時間を守ってきたものたちより、遅れてくる人たちにあわせるというのはいかがなものか、と少しは思いますが、それほど目くじらをたてるほどのことでもないですし。

ところで、驚くことに記者発表会でも同じようなことがまれにあるというではないですか!

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少し屁理屈っぽいかもしれませんが、広報が広く情報を広めることだとすれば、もしかしたら狭報もあるのかなと思いました。大事な情報を狭いコミュニティのキーパーソンのみに伝えるのです。実際に狭報という言葉は、すでに複数の方が使っていますが、もしかしたら私がここで書きたいこととはちょっと意味合いが異なるかもしれません。いまいち広まっていない広報活動という意味で使われていることもあるようですね。

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「新製品を出すのでプレスリリースを出すことに決めました

ときどき、そういう状況に出くわすことがあります。「何故プレスリリースなんでしょうか?」と聞いても「新製品だから」の一点張りで、とにかく、新製品が出ると、プレスリリースだと思い込んでしまっているケースがあるように思います。

目的は、この新製品のよさを、メディアの方々の力を通じて、興味を持ってくださる方に伝えたい。ということなのだと思います。その手段の1つがプレスリリースなのだと思います。

もちろん、手段はプレスリリースだけではないのですよね。

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