Posts tagged ‘外資系IT広報’

プレスリリースとニュースリリースが別物のように言う風潮が一部にあるようだけれど、これには違和感をおぼえずにはいられない。

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記者に取材さえしてもらえれば記事になる。自分は記者とのコネクションがないから、記事にならないんだ

そう考えている人もいるかもしれません。

でも、そうではないのです。実は記事にならない取材もあるのです(お金を払った広告の取材は別ですし、元から「すぐに記事にするのではなく、まず勉強したいので」と記者に言われた場合も別です)。

以下に、笑えない大失敗取材のポイントをあげます。最新バージョンの説明を想定した例です。自分が記者だった頃を思い出しつつまとめました。弊社のお客様とは一切関係ありませんので、誤解のないようにお願いします。

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やっとあたたかくなってきました。先日はデザイナーの方と打ち合わせで天ぷらを食べました。たらのめなどの山菜が春を感じるには十分でした。

どちらかというと海側で過ごしてきたからかどうか知りませんが、結婚するまでたらのめを知りませんでした。結婚したころ(18年前!)義父の実家の青森から送られてきた山菜の中にたらのめがありました。それを義母が天ぷらにしてくれたのですが、やわらか歯ごたえがあってうまいもんだなと思いました。それ以来、たらのめがわたしの季語となっています。

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先週、文庫本になった「真贋」をちょうど読み始めたところでした。

これまで吉本隆明の本を特に読んでいたわけではありません。読んだことがあるのは糸井重里を聞き手に氏が語る「悪人正機」くらいです(これもおもしろいです)。「共同幻想論」も読んでいません(こんど読もうと思ってます)。

たまたま新宿の紀伊国屋書店をぶらぶらしているときに、シンプルなタイトルと表紙にドンと書かれた文字のスタイルが気に入ったので買いました。

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前の前のエントリーで、広報が会社の活動にグルーヴを生み出す、社員一人ひとりがグルーヴに必要なリズム隊、みたいなことを書いた。広報活動における社員参加のグルーヴについては、いずれ少し踏み込んで考えてみなきゃと思ってます。

それはそれとして、社員が広報活動に参加する最もベーシックな機会としての取材対応については、いま一度原則をおさえておきたい。

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会社が成長してビジネスが活発になってくると、広報素材も幅広くなってきます。特に企業同士の共同発表となるような提携や協業は、内容によってはニュースバリューの高いものになる可能性もあります。

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どこでもオフィスを始めて2ヶ月以上が過ぎた。自宅で仕事の準備をして、お客様との打ち合わせに出かけ、レンタルオフィスに立ち寄り、また別のミーティングに行く、のような生活にも慣れてきた。

事務所を持っていると、公私のけじめをつけやすいということもあったし、なにより隠れ家みたいで気に入っていた。しかし、あたらしい環境に慣れるスピードというのは、前の環境のときに想像していたものよりもはるかに速い。

ひとつ難儀があるとすれば、狭い自宅に仕事関係のものを(事務所に置いてあったアナログレコードも)収納しなければならないことである。事務所を引き払うときにだいぶ整理したのだけれど、いまでもいらないものをちょっとずつ処分してます。

長年ためこんだ荷物を整理すると、思いがけないものが出てくるものだ。昨年末には1996年のPR手帳が出てきてブログで紹介したが、こんどは今はなきサン・マイクロシステムズ社の日本法人に勤務していたときに、広報部で作成した社内向け「PR Handbook」が出てきた。

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