Posts tagged ‘中小企業’

前回から、企業や団体の広報活動における外部のパートナー会社とのパートナリングについて考えています。

よきパートナーを得て、より強い広報チームを作る。それには、作業分担ありきではなく、いかにゴールを共有して、社員・職員か外部の人間かにとらわれず、それぞれが自分のやるべきことをやれる協働メンバーを集めるかにかかっています。

では、どうやって本当の意味で協働できるパートナーを選定したらよいのか。

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月刊広報会議5月号に「協力者を増やす 広報チームのつくり方」という特集が掲載されている。ここでいう協力者とは主にPR関連会社のことで、記事ではパートナリングがうまくいった企業の例などが取り上げられている。

この特集の中で興味深いデータが紹介されている。広報業務における業務委託に関して、編集部が210社から調査したアンケート結果だ。その中で、外部のパートナーと組む理由・目的については、「業務効率化」「効果最大化」「人手・時間不足を補う」が上位であった。

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記者に取材さえしてもらえれば記事になる。自分は記者とのコネクションがないから、記事にならないんだ

そう考えている人もいるかもしれません。

でも、そうではないのです。実は記事にならない取材もあるのです(お金を払った広告の取材は別ですし、元から「すぐに記事にするのではなく、まず勉強したいので」と記者に言われた場合も別です)。

以下に、笑えない大失敗取材のポイントをあげます。最新バージョンの説明を想定した例です。自分が記者だった頃を思い出しつつまとめました。弊社のお客様とは一切関係ありませんので、誤解のないようにお願いします。

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やっとあたたかくなってきました。先日はデザイナーの方と打ち合わせで天ぷらを食べました。たらのめなどの山菜が春を感じるには十分でした。

どちらかというと海側で過ごしてきたからかどうか知りませんが、結婚するまでたらのめを知りませんでした。結婚したころ(18年前!)義父の実家の青森から送られてきた山菜の中にたらのめがありました。それを義母が天ぷらにしてくれたのですが、やわらか歯ごたえがあってうまいもんだなと思いました。それ以来、たらのめがわたしの季語となっています。

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先週、文庫本になった「真贋」をちょうど読み始めたところでした。

これまで吉本隆明の本を特に読んでいたわけではありません。読んだことがあるのは糸井重里を聞き手に氏が語る「悪人正機」くらいです(これもおもしろいです)。「共同幻想論」も読んでいません(こんど読もうと思ってます)。

たまたま新宿の紀伊国屋書店をぶらぶらしているときに、シンプルなタイトルと表紙にドンと書かれた文字のスタイルが気に入ったので買いました。

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前の前のエントリーで、広報が会社の活動にグルーヴを生み出す、社員一人ひとりがグルーヴに必要なリズム隊、みたいなことを書いた。広報活動における社員参加のグルーヴについては、いずれ少し踏み込んで考えてみなきゃと思ってます。

それはそれとして、社員が広報活動に参加する最もベーシックな機会としての取材対応については、いま一度原則をおさえておきたい。

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会社が成長してビジネスが活発になってくると、広報素材も幅広くなってきます。特に企業同士の共同発表となるような提携や協業は、内容によってはニュースバリューの高いものになる可能性もあります。

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