Posts tagged ‘記者発表会’

楽天が電子ブックリーダーの発売を発表しました。電子出版の国際イベントも東京で開催されていることもあって、今週は電子書籍についてたくさん報道されています。欧米の電子書籍の標準規格が日本語の縦書きにも対応できるようになって、いよいよ日本でも普及が本格化するのでしょうか。きょうは、ソニーが新聞の見開き広告を大展開していました。

新しい電子機器に対しては超保守的なわたしですが、電子書籍には大いに関心があります。近い将来、絶版になった本が読めるようになってくれるととてもうれしい。あと、古い雑誌。中学や高校のとき熱中したメンクラやポパイのバックナンバーが読みたい。iPadなんか見ていると画面がとてもきれいだし、カラー写真も紙よりきれいに表示できるのでは、などなど。

古本や古雑誌も、ネット販売やオークションによって、むかしに比べると格段に手に入れやすくなりましたが、ものによってはプレミアム価格がついている場合もあり、電子書籍で手軽に安価で読めるようになればと期待しています。

ところで、楽天は2日に記者発表会を開いて電子ブックリーダーを発表したようで、我が家で購読している新聞も3日付け朝刊の経済面に記事が出ていました。しかし、わたしはその数秒前に楽天の全面広告を目にしていました。記事と広告が同日の新聞に掲載されていました。確認したら、全国紙はすべて発表記事と広告が同日掲載でした。

わたしは新製品などを発表するときは、最短で掲載される記事と広告が同日の紙面に掲載されないよう、記者発表の2日後以降にスケジュールするよう宣伝部門と調整していたんですが、もしかして考えすぎだった?

広告掲載は、記者発表を行ったあとでなければならないというのが原則です。つまり、記者発表より前の掲載は言語道断で、記者発表当日の広告掲載も避けなければなりません。記者発表会の当日の朝刊に、その日に発表しようとしている製品の広告をどかんと掲載してしまった企業が、記者クラブからこっぴどく叱られたという話もあります。

たしかに今では、ネットの記事で早いものは発表日当日に掲載されるし、企業側も発表資料を当日に自社サイトに公開する。だから、新聞に記事と広告が同時に載っていても記事の価値が下がるものではないのかな。

う~ん、記者発表と広告のタイミングについては、メディア側も企業側もどう考えているのか、個人的に聞き込みしてみようと思います。みなさんはどうお考えですか。

 

地下鉄サリン事件最後の特別手配犯が逮捕されて、にわかに話題となった防犯カメラ。現在、推定で300万台以上が全国に設置されているという。防犯カメラの普及で生活の安心は向上するかもしれないけれど、反対にプライバシーの不安を感じる人もいるんだろうな、と思ったら、防犯カメラによる安全・安心の確保とプライバシーの尊重では、大都市の9割の人が安心を選んだそうだ(警察庁調べ)。

たしかに昔はぶっそうな事件をニュースでみても、自分とは関係のない遠いところで起きたことと根拠なく思っていたけれど、最近はいつ身近に起こってもおかしくないリアルなできごととして考えるようになった。年ごろの娘2人の父親であり古いマンションの管理組合理事長としては(わたしのこと)、次の総会では防犯カメラのひとつやふたつ導入することを本気で検討したくなる。最近はオートロックでもあぶない世の中だし。

そんなふうに防犯カメラのことを考えていて連想したのが定点観測についてです 続きを読む »

 

どこでもオフィス生活をはじめて半年が過ぎようとしている。自宅、レンタルオフィス、お客さま先、ときどきサンマルクカフェを仕事場とする毎日は、これまで引っ越し20回、一定の場所に居つくことのない生活を送ってきた自分に合っているようです。

特に日比谷図書文化館という快適な仕事場をみつけてからは、毎日の行動のリズムがとてもよくなった。なんといっても日比谷図書文化館は東京のまんなかにある。緑豊かな日比谷公園の中にある。 続きを読む »

 

会社が成長してビジネスが活発になってくると、広報素材も幅広くなってきます。特に企業同士の共同発表となるような提携や協業は、内容によってはニュースバリューの高いものになる可能性もあります。

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復興相の発言が問題になり、辞任までには至らなかったが謝罪となった。最近、ほんとうに政治家の失言、方言、暴言が多い。たしかに二の句がつげぬみっともないものもたくさんあったけれど、一方で、今回の発言のてんまつも含め、日本全体が言葉に対して不寛容になっていると感じます。

前の前の首相のように言葉がライトすぎるのも問題だけど、政治家が美辞麗句や耳障りのいい言葉でその場しのぎを繰り返したら、わが国を生き返らせるための議論はできない。国民の同意も得られない。メディアの揚げ足取りに屈せず、自分自身の言葉で語ってもらいたい。

企業でも、社会から信頼を得ようとするならば、積極的な情報発信が不可欠だ。それも、経営者や社員のおなかの底から出てくるリアリティーに満ちた言葉に意味がある。特に経営者には、記者発表会やメディアのインタビューなどの広報活動において、業界の展望や会社の方針を自分の言葉で堂々と語ることが求められる。記事になったあとのことを必要以上に恐れる必要はない。ただし、細心の準備は怠ることなく。

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わたしは九州出身のB型である。このあいだ辞任した前復興担当相の辞任前の釈明会見にはあいた口がふさがらなかったが、そこで突然フィーチャーされた組み合わせである。さっそくどこかのメディアがネット上で九州出身B型の有名人のリストをつくって公開していたのだけれど、わたしと同じ大分生まれのB型には元力士の千代大海がいた。なんて、どうでもいいことですが。

日本に比べて血液型による性格判断がポピュラーでないヨーロッパのメディアは、あの放言について驚きをもって報じたという。でも、日本の閣僚、それも今最も大事なポジションの一人が辞任したことよりも、どちらかというと血液型での性格判断が日本ではやっていることに関心をもって各国各紙は書いたようで、あぁ日本のいまの国際的な地位を象徴しているなと感じました。

近年ほんとうに、失言、放言、暴言で辞める政治家があとをたたない。そしてビジネスの世界でも、経営者が不祥事の際の記者会見で失敗し、事態をさらに悪化させてしまい、企業の存続すら危うくさせてしまう例が少なくない。

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先日の日曜日にIT企業時代の先輩宅に遊びに行った。休日の昼から飲もうという魂胆である。たまの昼酒っておいしいです。酔いがまわるのもはやいですけど。(月曜からこんな書き出しですみません。)

最寄り駅のたまプラーザで、お酒とおつまみになるものを買おうと駅前のショッピングセンターに入る。地下のフードフロアにおりて、パンとスープとオリーブとデザートとビールを買った。デパ地下というのはほんとうにおいしそうなものがいろいろ売ってます。でも、一店一店かならず「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれるのには閉口した。毎回「持ってないです。」とこたえるのですが、さすがに短時間に何回もこたえているとちょっとめんどうだなと思った。

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