Posts tagged ‘記者発表会’

「Impossible」が「I’m possible.」に変化するCMが放映されている。その部分だけ、ちらっと見ておもしろい言葉遊びだなあと思っていたのだが、肝心のなんのコマーシャルかはぜんぜん覚えていなかった。

検索してみたらパソコンのCMだったのですが、「I’m possible.」は英語としておかしいということがけっこう出てました。たしかに中学生のときに「It is possible for ? to?」と使うんだよーと英語教師のミスター山田はおっしゃった。

でも、英語が正しい正しくないよりも、わたしには絵として目に入ってきた。記号を一つ加えただけで対極のイメージに変化させられるのは、おもしろいなと単純に思いました。

ところで、あまりテレビをみないのでCMに接することも少ないわたしですが、コラムニストの天野祐吉氏が朝日新聞に連載中の「CM天気図」は、氏の愛情のこもったCM批評がすきで愛読している。

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仕事柄、ファンミーティング的なイベント(ソーシャルメディア界隈で活躍されている方が集うイベント)と、記者会見と両方に参加する機会もあれば、自分が運営をする機会があります。

両者の目的が大きく違うのに、混同しているケースもあるという印象です。

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記者会見をやる場合、案内状は開催2週間くらい前に出すように心がけています。もちろん急に決まった場合は無理ですが。

そして、事前に調べられれば、会場などに電話したり、親しい記者に聞いたり、親しくしている他のPR会社の人に聞いたりして、他社と時間が重ならないよう、心がけています。ただ、週4回発表してる某社さんなどの例もあり、どうしても重なります。展示会の直前もたいてい重なりますね(展示会で披露する商品を事前に記者に見せるので)

先日などはテクノロジー系の発表が同じ日に11件あったそうで、どこの編集部も大変そうでした。自分の場合は、できるだけ重ねない日付にする(火・水・木はどうしても多い)とか、重なった場合は時間をずらしたり、移動しやすい会場にするなど、可能な範囲で心がけています。

しかし、現実には海外からの講演者の来日日程などもからむと、なかなか難しいことのほうが多いです。

他社と重なった場合でも、重要度が伝われば、取材いただけることが多いように感じていますが、取材いただく記者の方の負担も考慮しつつ、重なりを軽減するような方法があれば一番いいのですが。ツイッターでも先日この件が話題となり、数人のテクノロジー系広報で何か方策を考えてもいいかなと思っています。

余談ですが自分が記者をしていた頃は、大手さんの会見をはしごできるように、うまくスケジュールが組まれていたことなどもありました。

結論は出ていませんが、考えたい問題ではあります。

 

以前、60年代から70年代にかけてVANヂャケットの企画の仕事をしていた方からおはなしを聞く機会があった。たのしくお酒を飲みながら、「VANの社員は洋服を販売するときにストーリーもいっしょに売ったんだよ」と語ってくれた。実際にVANの全盛時代に働いていた人のリアルなはなしを聞いて、とても感激した。

ただそこにある服を売ろうとするのではなく、お客さんとの会話を通して、女の子とデートをする、だとか、ともだちの結婚式に出席する、だとか、時と場合による具体的なシーンを想定してコーディネートを提案する。それはVANの社員みんなに浸透していて、たとえば小物の企画を担当していても、ジャケットやシャツなど他の商品の素材やディテール、すべてを勉強したという。

広報の仕事もストーリーが大事だと考えています。

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仕事で必要な情報収集や勉強のために、IT関連のカンファレンスやセミナーに行くことがある。メールマガジンやダイレクトメールをみると、景気がなかなか上向かないとはいえ、小さなものから大きなものまで、毎日のように各所で各社がさまざまな切り口でセミナーを開催している。

そこでたまにですけど、講演の開始を待っていると、「まだお見えになっていない方がいらっしゃいますので、開始時刻を少々遅らせていただきます。今しばらくお待ちください」とかなんとかアナウンスが流れてきて待たされるときがある。まあ、わたしの場合はだいたいがそんなに急ぐことがない日にセミナーに来ていることが多いので、言われたとおり「はいはい」と言って(声は出しません)、お行儀よく席で開始を待つことになる。きちんと時間を守ってきたものたちより、遅れてくる人たちにあわせるというのはいかがなものか、と少しは思いますが、それほど目くじらをたてるほどのことでもないですし。

ところで、驚くことに記者発表会でも同じようなことがまれにあるというではないですか!

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記者発表会のお話が続いていましたので、実務編をひとつ。

発表会場のセッティングで気を配らなければいけないことはいくつかあるけれど、記者席からみて前方の、スクリーン、発表者の席、演台、そして広報が行う司会場所の配置は案外大事である。ただ用意すればいいというものではない。

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大昔、とある外資系のIT製品のマーケティング部門にいた頃、プレスカンファレンスを10時くらいに開始してしまったことがあります。会社は9時始まりだから、10開始で、別に早すぎないという認識だったのですが、ダメでした。記者があまり集まりませんでした。

そして、遅刻して途中から入ってくる方がぞろぞろ。そのときにはすでに社長の挨拶も終わっており、その中には、是非記事に引用してもらいたいキメ台詞もあったのに・・・

何故記者が遅れてくるのかがわかったのは、自分が記者になってからでした。

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