2011年7月11日11:35 AM

先日の日曜日にIT企業時代の先輩宅に遊びに行った。休日の昼から飲もうという魂胆である。たまの昼酒っておいしいです。酔いがまわるのもはやいですけど。(月曜からこんな書き出しですみません。)

最寄り駅のたまプラーザで、お酒とおつまみになるものを買おうと駅前のショッピングセンターに入る。地下のフードフロアにおりて、パンとスープとオリーブとデザートとビールを買った。デパ地下というのはほんとうにおいしそうなものがいろいろ売ってます。でも、一店一店かならず「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれるのには閉口した。毎回「持ってないです。」とこたえるのですが、さすがに短時間に何回もこたえているとちょっとめんどうだなと思った。

このとき、そういえば記者や編集者がよく「一日に何回も記者発表会の出席確認やプレスリリース到着確認の電話がきて、そのたびに検討してますとか届いてますって答えて、それで半日つぶれた。かんべんしてよ。」というようなことをいっていたのを思い出した。

広報担当者としては、記者発表会の主旨を説明して関心を持ってもらうために電話をかけて話をしなければならないときも確かにある。ただ、このとき大事なのは、相手の記者や編集者は自分以外の別の会社ともたくさんつきあっている、ということがわかっていて相手の立場を想像できているかどうかである。

もちろん、企業側も複数のメディアとつきあっているのだからお互いさまである。お互いがワンノブゼムなのである。

相手からみると1対Nであることを常に理解したうえで行動し、いかに1対1の関係をつくれるかが、メディアリレーションの基本だと思います。

また抽象的な話になってしまいましたが、メディアリレーションは方法論より前に人間関係、信頼関係を築くことなのです。

ところで冒頭のポイントカードのことですが、それにしても一日に何回「持ってません。」と答えているだろう。駅ビルの本屋や文具店、コンビニ、スーパーマーケット、駅ビルにいたっては飲食店で食事をしても「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれる。

まあ、「ポイントカードを出さない人にはみんな聞け」といわれてマニュアルどおり聞き続ける店員さんもかわいそうといえばかわいそうなのですが、なんでもかんでも先回りしてトラブルをさけようとするのもどうかなと思う。

そういえば、このあいだコンビニで「ポイントカードのほうは大丈夫だったでしょうか」と聞かれて一瞬なんのことかわかりませんでした(笑)

 

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