前の前のエントリーで、広報が会社の活動にグルーヴを生み出す、社員一人ひとりがグルーヴに必要なリズム隊、みたいなことを書いた。広報活動における社員参加のグルーヴについては、いずれ少し踏み込んで考えてみなきゃと思ってます。
それはそれとして、社員が広報活動に参加する最もベーシックな機会としての取材対応については、いま一度原則をおさえておきたい。
前の前のエントリーで、広報が会社の活動にグルーヴを生み出す、社員一人ひとりがグルーヴに必要なリズム隊、みたいなことを書いた。広報活動における社員参加のグルーヴについては、いずれ少し踏み込んで考えてみなきゃと思ってます。
それはそれとして、社員が広報活動に参加する最もベーシックな機会としての取材対応については、いま一度原則をおさえておきたい。
会社が成長してビジネスが活発になってくると、広報素材も幅広くなってきます。特に企業同士の共同発表となるような提携や協業は、内容によってはニュースバリューの高いものになる可能性もあります。
どこでもオフィスを始めて2ヶ月以上が過ぎた。自宅で仕事の準備をして、お客様との打ち合わせに出かけ、レンタルオフィスに立ち寄り、また別のミーティングに行く、のような生活にも慣れてきた。
事務所を持っていると、公私のけじめをつけやすいということもあったし、なにより隠れ家みたいで気に入っていた。しかし、あたらしい環境に慣れるスピードというのは、前の環境のときに想像していたものよりもはるかに速い。
ひとつ難儀があるとすれば、狭い自宅に仕事関係のものを(事務所に置いてあったアナログレコードも)収納しなければならないことである。事務所を引き払うときにだいぶ整理したのだけれど、いまでもいらないものをちょっとずつ処分してます。
長年ためこんだ荷物を整理すると、思いがけないものが出てくるものだ。昨年末には1996年のPR手帳が出てきてブログで紹介したが、こんどは今はなきサン・マイクロシステムズ社の日本法人に勤務していたときに、広報部で作成した社内向け「PR Handbook」が出てきた。
プレスリリースの作成は広報・PR業務の基本なので、目黒広報研究所でもわたしが考えたり参考にしたりしている役立ちそうなポイントを紹介してきた。たとえば以下のようなことである。
何かに取り上げられたり、また流行のサービスを扱っているという事で、いろいろなメディアから取材依頼がくることがありますよね。
未熟な広報の方だと舞い上がってしまうのではないでしょうか。
単に社長のアポを取って、会議室をおさえて、記者に日時を連絡して、当日同席して終わり。
掲載誌が来たらそれに付箋をつけて社内回覧といった流れでしょうか。
その取材に自分も立ち会いましたという自己満足感。社長の隣に座っている偉くなったような優越感。
私もとても未熟だったときに体験したような少し苦い思い出があります。
実はこれ、とても危険だったりするのです。
以下が社長取材で想定される出来事です(創作です)
2週間ほど前に所用で母校の早稲田大学に行った。新築のため政治経済学部の3号館が取り壊されて更地になっている。昭和初期に建てられたシブい建築物だっただけに残念だけれど、たしかにわたしが通っていたころから使い勝手がよくなく、授業ではほとんど使われていなかった。
それでもたまに利用する学生読書室に向かう階段の窓の「小鳥が飛び込みますので窓を全開にしないでください」という注意書きが、試験中のあたまをラリックスさせてくれたものであります。(写真は、取り壊し直前に撮影した3号館の雄姿と小鳥注意の看板)
前回、B-1グランプリでゴールドグランプリをとったひるぜん焼そばのことを書いた。目黒広報研究所ではツイッターで更新情報を流しているのだが、ひるぜん焼そばの会のツイッターでリツイートしていただいた。
そこには、「単にグルメを売って儲けたいわけではなく、ご当地グルメをツールとし、我が「まち」にお越しいただく取り組みを行っているんです」とのコメントがあった。ますますB-1グランプリの試みを応援したくなりました。
さて、B-1グランプリもしかり、企業の広報活動においてテレビで取り上げられることの威力はあらためて言うまでもない。しかし、テレビで会社のことや商品のことが紹介されるのは簡単ではない。
テレビに会社や商品を売り込むには、テレビ用にちゃんと戦略をたてて直接アタックするのが王道なのかもしれないが、一方で新聞や雑誌やネットで話題になっていることをテレビが紹介するというパターンもある。