著名ホテルの食品偽装問題が話題となっています。広報の視点で言うと、その会見の受け答えのまずさが、非常に気になってしまいます。苦しく長い言い訳をする事で、ますます良くない結果につながっています。

次元の違う話ではありますが、少し前のサッカーの前園さんの会見とは対照的でした。(多分、いろいろと準備をされたんだろうと思います)

謝罪会見なんて、自分には縁がないと思っている人もいると思いますが、人前でわかりやすく伝えるという行為は、新製品発表会や自分自身のプレゼンにも通じる所があります。人前で話す機会のないビジネスパーソンはかなり少ないのではないでしょうか?そう考えると多くの方に関係があると捉える事が出来ます。

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先日、日本IR協議会のIR-COMの機関誌「IR-COM」の9月号にソーシャルメディアと広報活動に関する寄稿をさせていただきました。これは3回シリーズになっており、私が2回目、1回目が鶴野さん、3回目が雨宮さんです。

私は、続々と生み出される新しい活用法と題して、ソーシャルメディアと従来型の広報活動の組み合わせ等の事例を紹介したのですが(mixi、サイボウズ、インフォテリア、ツイッター等について触れています)、ここに書ききれなかった内容として触れておきたい事があるのでブログに書きたいと思います。

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1983年のNHK特集「スポーツドキュメント 江夏の21球」がプレミアムアーカイブスで再放送された。原作である山際淳司のノンフィクションは何度も繰り返し読んだけれど、映像化された、この傑作ドキュメンタリーは未見であった。 続きを読む »


 

長いこと広報の仕事をしていると、どうしても言葉に関するニュースや生活の中で聞こえてくる言葉に興味をもってしまう。

ちょっと前に、NHKテレビでわかりにくいカタカナ語が乱用されて精神的苦痛を受けた、と視聴者が訴訟を起こしたという報道があった。不必要な外来語への言い換えが急速に進んで日本語が失われていくという危機感を持ったという。

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フランスの高級宝飾品ブランドの店長を務める友人が言っていました。

数百万もする腕時計やアクセサリーは究極に言えばいらないものであり、そうゆうものを販売するときに商品のことを一所懸命説明すると、高価ないらないものがもっといらないものに聞こえてくる。トップ営業マンは販売の際、大丈夫かなと思うくらい商品の話をしていない。

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先日、IT関係のセミナーに出席した際に、成長のための3つのビタミンEという話を聞いた。企業の成長のためには、部単位やチーム単位、そして個人のレベルにおいて、経験(Experience)、教育(Education)、実験(Experiment)を日常的に行える環境づくりが必要で、そのためには適切なITツールを導入するのが近道というような文脈だった。

この3つのビタミンEというのは、広報の仕事にもいえることであります。

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ソーシャルメディアによって企業がメッセージを発信する場は確実に広がっていますが、企業広報にとって報道対応が大きな関心事であることに今のところ変わりはないようです。わたしも実際に、広報講座の講師などで前線の企業広報の方々と接したときに、メディアリレーションに対する意識の高さを実感します。 続きを読む »