Archive for the ‘コーポレートコミュニケーション’ Category

先週、文庫本になった「真贋」をちょうど読み始めたところでした。

これまで吉本隆明の本を特に読んでいたわけではありません。読んだことがあるのは糸井重里を聞き手に氏が語る「悪人正機」くらいです(これもおもしろいです)。「共同幻想論」も読んでいません(こんど読もうと思ってます)。

たまたま新宿の紀伊国屋書店をぶらぶらしているときに、シンプルなタイトルと表紙にドンと書かれた文字のスタイルが気に入ったので買いました。

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アメリカのPR協会(PRSA: Public Relations Society of America)が公募していた
「Public Relations」の新しい定義が3月1日に決定した。

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前の前のエントリーで、広報が会社の活動にグルーヴを生み出す、社員一人ひとりがグルーヴに必要なリズム隊、みたいなことを書いた。広報活動における社員参加のグルーヴについては、いずれ少し踏み込んで考えてみなきゃと思ってます。

それはそれとして、社員が広報活動に参加する最もベーシックな機会としての取材対応については、いま一度原則をおさえておきたい。

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会社が成長してビジネスが活発になってくると、広報素材も幅広くなってきます。特に企業同士の共同発表となるような提携や協業は、内容によってはニュースバリューの高いものになる可能性もあります。

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どこでもオフィスを始めて2ヶ月以上が過ぎた。自宅で仕事の準備をして、お客様との打ち合わせに出かけ、レンタルオフィスに立ち寄り、また別のミーティングに行く、のような生活にも慣れてきた。

事務所を持っていると、公私のけじめをつけやすいということもあったし、なにより隠れ家みたいで気に入っていた。しかし、あたらしい環境に慣れるスピードというのは、前の環境のときに想像していたものよりもはるかに速い。

ひとつ難儀があるとすれば、狭い自宅に仕事関係のものを(事務所に置いてあったアナログレコードも)収納しなければならないことである。事務所を引き払うときにだいぶ整理したのだけれど、いまでもいらないものをちょっとずつ処分してます。

長年ためこんだ荷物を整理すると、思いがけないものが出てくるものだ。昨年末には1996年のPR手帳が出てきてブログで紹介したが、こんどは今はなきサン・マイクロシステムズ社の日本法人に勤務していたときに、広報部で作成した社内向け「PR Handbook」が出てきた。

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企業の決算発表の季節です。

日本では3月期の通期決算が多いので、いまは第3四半期の決算発表である。企業の広報やIR担当者は忙しい時期である。

決算発表時には、社長交代も同時に発表される場合がある。今回もキリンホールディングスやキヤノンなどの大手企業が社長人事を発表した。

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2週間ほど前に所用で母校の早稲田大学に行った。新築のため政治経済学部の3号館が取り壊されて更地になっている。昭和初期に建てられたシブい建築物だっただけに残念だけれど、たしかにわたしが通っていたころから使い勝手がよくなく、授業ではほとんど使われていなかった。

それでもたまに利用する学生読書室に向かう階段の窓の「小鳥が飛び込みますので窓を全開にしないでください」という注意書きが、試験中のあたまをラリックスさせてくれたものであります。(写真は、取り壊し直前に撮影した3号館の雄姿と小鳥注意の看板)

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