2011年4月11日2:41 PM

仕事で必要な情報収集や勉強のために、IT関連のカンファレンスやセミナーに行くことがある。メールマガジンやダイレクトメールをみると、景気がなかなか上向かないとはいえ、小さなものから大きなものまで、毎日のように各所で各社がさまざまな切り口でセミナーを開催している。

そこでたまにですけど、講演の開始を待っていると、「まだお見えになっていない方がいらっしゃいますので、開始時刻を少々遅らせていただきます。今しばらくお待ちください」とかなんとかアナウンスが流れてきて待たされるときがある。まあ、わたしの場合はだいたいがそんなに急ぐことがない日にセミナーに来ていることが多いので、言われたとおり「はいはい」と言って(声は出しません)、お行儀よく席で開始を待つことになる。きちんと時間を守ってきたものたちより、遅れてくる人たちにあわせるというのはいかがなものか、と少しは思いますが、それほど目くじらをたてるほどのことでもないですし。

ところで、驚くことに記者発表会でも同じようなことがまれにあるというではないですか!

記者発表会で「お見えになっていない方」もしくは「まだいらっしゃっていない方」とは一体だれなんだろう。出席すると連絡をくれた記者の方が来てないということだろうか。記者発表会で出席をとっていちいちチェックしているのだろうか。とても不思議である。できる限り多くの人に冒頭から聞いてもらいたいという気持ちであればもちろんわかるが、それも発表する企業側の都合といえるのではないだろうか。

記者発表会は集まりが悪かろうがなんだろうが、お知らせした時間通りに始める。もちろん、予定より早く始めてもいけない。他の発表会や取材などをやりくりして動いている記者の活動を、少しでも想像すればわかることである。そして、30分なり1時間なり設定した時間内に終える。質疑応答が終わらないようであれば、一旦終えて、関係者が会場に残り、個別に質問を受ければよい。(不祥事会見や謝罪会見だと事情は変わってくるでしょうけれども。)

何回か書いているのだが、記者発表会は宣伝イベントではない。会社都合で行動するのは慎むべきである。(宣伝イベントは会社都合でやっていいということではありませんので念のため。)

記者発表会は時間厳守で!

♪♪♪ 今日の一枚はイーグルス! ♪♪♪

Eagles / Desperado
結成40周年で先月7年ぶりに来日しましたね。サン・マイクロシステムズが解散するとき創立者のスコット・マクニーリーが全社員宛に送った長い長い惜別のメールには、1973年発表の本アルバムのタイトル曲「Desperado」とOne Of These Night(1975年)の「TakeIt To The Limit」が引用されていたそうです(涙)。♪ 目黒駅前研究室においてあるアナログレコードをこの場を借りて少しずつ紹介してます ♪

 

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