目黒広報研究所がはじまって一年が過ぎて、数えてみたら全部で82のエントリーがあった。約4.5日に一度の更新の割合である。
今日は台風で外に出られないし、82のエントリーはどんな内容だったのか、ちょっと調べてみた。
目黒広報研究所がはじまって一年が過ぎて、数えてみたら全部で82のエントリーがあった。約4.5日に一度の更新の割合である。
今日は台風で外に出られないし、82のエントリーはどんな内容だったのか、ちょっと調べてみた。
明日から弊社で初めての広報研修を実施します。女性ばかり少人数でワイワイやる予定で、今からとても楽しみです(1、2名くらいは残席あるので、もしどうしてもという方がいたら、弊社のフォームよりお問い合わせください)
お申し込みをいただく時点で感じたのは、皆さん広報の知識をお持ちだなということでした。
広報と広告の違いもよくご存知の印象です。(PRと自己アピールを間違えている人も、広報じゃない職種の人に多いですが、そんな印象もないです)
でも、「知識」と「実践」の結びつきが問題になっているようなのです。
週末、村上龍氏の新刊「逃げる中高年、欲望のない若者たち」と、文庫になった「無趣味のすすめ」をまとめて読んだ。
新刊の表紙には「挑発エッセイ」とある。肉食系・草食系や勝ち組・負け組などどうでもいい流行語を「ミもフタもないリアルな現実を覆い隠すため」に流通すると喝破し、空気を読むという言葉を「とりあえず自分の意見を控えて上にへつらい下に威張る」と翻訳する。
わたしは仕事柄どうしても言葉や表現に関する箇所に注目してしまうのだが、思っていてもうまくいえなかったことをズバッと表現してくれる龍氏のエッセイを読んで、いつも溜飲を下げるのである。
小説家の村上春樹氏は小学生のときに、「記者会見」のことをずっと「汽車会見」と思いちがいをしていて、テレビやラジオで「キシャカイケン」という言葉を聞くと、政治家が汽車(村上氏のイメージでは夜汽車)の中で重要なことを発表しているところを想像したそうだ。
おもしろなあと思って当ブログを見渡すと、汽車の中で会見を開くコツがわりとたくさん書かれているではないですか(笑)
ところで個人的な話ですけど、わたしも小学生や中学生のときから思いちがい、聞きちがいがとても多い。とくに歌詞などはメチャクチャに聞こえていることがある。
以前数人の記者の方から聞いた出来事です。
なんでも、取材の後に「あの、この原稿いつ確認させてもらえるんですか?」と取材相手から言われたとのこと。
「あの、これは広告ではなく、記事なので、掲載前の確認はないんですよ」と、言うと、
「他の出版社は確認させてくれるのに、御社はさせてくれないのか?どうなってるんだ!(怒)」と相手が言うので
「あなたは新聞社やテレビ局の取材の後に、『掲載前(放送前)に見せてくれ!』と言うのですか?と聞くと
「新聞社やテレビ局には言わないが、オタクは雑誌だろ!」とのこと。
最終的に折り合いがつかず、ある記者は、その取材記事の掲載を見送ったとのことです。
「フード・インク」という映画を観た。アメリカの大手外食チェーンやスーパーマーケットや食品加工会社が、農業や畜産も取り込んで構築した巨大なフードシステムの裏を取り上げた、昨年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作。
映画評はぜんぜん書けないので他に譲るとして、ここでは当サイトらしい話題でいきます。映画の内容はこちらの公式サイトで。