2011年8月9日12:44 PM

先日、ソーシャルメディア向けの広報活動と従来型の記者向け(4大マスメディア)の広報活動を分業している会社の方にお話を伺う機会がありました。専任でそれだけをやっているのではないのですが、業務としてきちんと取り組んでいる様子を伺い、進んでいる会社とまだやっていない会社の差がだいぶ開いている印象を受けました。

B2Bの場合、新聞等に掲載されたことで即売り上げにつながるケースがいまだ多いのも事実だと思います。新聞が出た日に電話が鳴って受注したという話も聞きます。

ただ、直接ユーザーとなる人に情報が届けられ、そこで増殖していくソーシャルメディアのおかげで、新聞・雑誌を見ない人にも、「あ、こんなおもしろい商品(サービス)あったのね」と情報を届けられる利点は、情報の送り手にとっても、受け手にとっても大きいはず。

しかし、効果測定が難しいという課題も残っています。先日別の企業の営業担当の方と話したら「すぐに効果が見えないものはやりません。すぐ買ってくれそうな人だけに情報が届けばいいんです」と言っていました。ですが、こういったじわりじわりと効いてくる、ロングテール的な活動は非常に重要だと思います。種を撒かずに刈り取りばかりできませんよね。

皆さんの会社ではソーシャル向け広報、やっていますでしょうか?

 

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