プレスリリースを配信した日は、問い合わせの増える日です。取材の後もそうです。
私はリリースに自分のメルアドに加えて携帯アドレスも明記し、できるだけ連絡が取れるようにしています。名刺にも携帯番号も入れています。
というのも、リリース内にない情報が必要だったり、記者が取材後に記事を書いている段階で追加で必要になる資料があり、連絡が来たときにお答えしたいからです。
ところが、
今までずっと準備をしてきて、プレスリリースが出来た、取材が終わった、となると緊張の糸が切れ、打ち上げにいってしまった会社があると聞きました。そうでなくても、広報担当が外出してしまい、会社の席の電話は留守電のままでつながらないということも。
実は「後」の対応も重要なんですよね。
質問が生じてもコンタクトできないとなると、ニュース記事の場合、掲載が見送られてしまう事があるとか。
質問が生じないように、もっとプレスリリースに内容を盛り込めばいいじゃないか、という声もあるかもしれませんが、内容に制約がある(たとえば外資系企業の翻訳プレスリリース等)場合もあり、一筋縄ではいかないのです。
ある記者は電話を何度か、かけて、3日までは待つけど、それ以上連絡がつかないと、掲載を諦めると言っていました。別の記者は、ニュースはその日に確認が取れないともうアウトだと言っていました。確かにネタにもよりますが、日にちがたってしまうと、もうニュースではなくなってしまいますよね。他の記事も書かなくてはいけませんし、そうそう何度も電話をかけてもいられません。
ずっと連絡が取れないというケースはそれほどないようですが、できるだけ連絡が取れるようにしておきたいものです。