Posts tagged ‘パブリックリレーションズ’

フランスの高級宝飾品ブランドの店長を務める友人が言っていました。

数百万もする腕時計やアクセサリーは究極に言えばいらないものであり、そうゆうものを販売するときに商品のことを一所懸命説明すると、高価ないらないものがもっといらないものに聞こえてくる。トップ営業マンは販売の際、大丈夫かなと思うくらい商品の話をしていない。

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ソーシャルメディアによって企業がメッセージを発信する場は確実に広がっていますが、企業広報にとって報道対応が大きな関心事であることに今のところ変わりはないようです。わたしも実際に、広報講座の講師などで前線の企業広報の方々と接したときに、メディアリレーションに対する意識の高さを実感します。 続きを読む »

 

わたしが今、パブリックリレーションズの仕事に携わっていられるのは、かつてアメリカはシリコンバレーの代表企業であったSun Microsystemsのおかげである。17年ほど前に縁あって日本法人に入社した。Sunは節目節目で先見性に富んだメッセージを繰り出し、感度の高い顧客やメディアの共感を大きな駆動力にして前に進んでいく企業であった。 続きを読む »

 

2年前の今頃、小欄でバートランド・ラッセルの自由人の十戒(A Liberal Decalogue)を紹介しました。震災後のどうしようもない雰囲気というのもありましたが、自分自身が独立してから5年たってマンネリっとした感覚があり、内省の意味もあって読み返したわけです。(そのときのエントリーはこちら) ラッセルの十戒は、いつのときもわたしの大切な行動指針です。

そして今年、またひとつ、勇気をもらえるあらたなメッセージに出会いました。Wieden+Kennedyという広告会社の著名なクリエイティブディレクターであるJohn C Jay氏の「10 lessons for young designers」であります 続きを読む »

 

ただいま、横山秀夫の新刊「64(ロクヨン)」を読んでいます。これまでに横山作品はすべて読みました。たしか本屋で平積みになっていたものを何気なく手にとって読み始めたと思うのですが、短い文章で小気味よく展開されるストーリーに、ズブズブとはまり込んでいきました。

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先週、サウジアラビアとカタールで、重症急性呼吸器症候群(SARS)と同じ仲間の新種ウィルスに感染した人が出ました。SARS、久々です。世界に拡がらなければいいんですが。

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頼まれ仕事があって、ここのところ企業のメディアとの付き合い方のようなことに昼夜を通して考えをめぐらしているのだけれど、メディアと関係を構築したいと思うならメディアに関心を持ち続けることなんだ、との思いを強くした。ふつう、好きな人がいたら相手のことを知りたいと思いますよね。

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