Posts tagged ‘スタートアップ’

最近、メディア対応のアドバイスとあわせて、広告や制作物を企画する仕事が増えてきました。それほど規模の大きくない企業や組織にとって、新製品や新しい取り組みを報道発表するだけで継続的な情報発信をするのは限界があるので、広告や広報誌、イベントなどもうまく組み合わせてコミュニケーションの大きな流れをつくる必要があるからです。

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ハルキストというわけではないが、村上春樹の本は高校生のころから読んでいる。最初に手にしたのは「1973年のピンボール」の文庫本だった。デビュー作の「風の歌を聴け」には、少なからず影響を受けた。ホットケーキのコカコーラがけは食べたことがないけれど、冬の海岸でダッフルコートにくるまって缶ビールを飲んだし、ギャル・イン・キャリコの入ったマイルス・デイビスのアルバムも聴いた。その後は、新刊が出るたびにだいたい読んでいる。

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オフレコという言葉は、メディアや広報の仕事をしている人でなくてもよく知られている言葉である。一般にも「それオフレコね」などと秘密とか他言無用と同じ意味で使われる場合がある。

もともとは報道用語のオフ・ザ・レコード(off the record)の略で、日本新聞協会では「ニュースソース(取材源)側と取材記者側が相互に確認し、納得したうえで、外部に漏らさないことなど、一定の条件のもとに情報の提供を受ける取材方法」としている。

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ちょっと前にNHKで「落語でブッダ」をみました。出演者は宗教学者で住職の釈徹宗と上方落語家の笑福亭たま。落語を通して仏教の教えを紹介する番組です。

落語は好きといえば好きだけど何回か新宿の末廣亭に行ったくらいだし、ブッダはもっぱら手塚治虫のマンガ。落語と仏教のコラボなんておもしろいなあと思っていたら、落語のルーツはお坊さんが庶民に聞かせたお説教で、落語の高座ももともとはお寺のお説教する場所のことだと知りました。

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広報の仕事で大きな柱となるのが俗にいうメディアリレーション。自らが簡単にメディアを持てる時代になったけれど、依然としてマスメディアを通じた情報発信は企業にとっての重要課題だ。

企業や各種団体の広報は、マスメディアとの良好な関係を構築しようと日々苦労している。この仕事は人と人のコミュニケーションが土台となるため、本を読んで理屈がわかったから次の日からできるというようなものではない。まずは、相手が何を求めているかを知り、それにちゃんと応えていくことから始めることです。

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先日、お客様の役員向け広報レクチャーを行う機会があった。役員全員が会社の情報取り扱い上級責任者であり、特にマスメディアを通じた情報発信についての知識は不可欠、という社長の強い意識のもとで開かれた。やっぱり、企業の広報活動はトップの理解が大きな推進力になります。

広報に関連するレクチャーを実施するときはだいたいいつも、広報の基本的な考え方から、記者会見やプレスリリースや取材対応などの具体的な活動内容に入って、情報管理や危機対応における広報の役割で締める。きわめてオオソドックスなスタイルであるが、営業やサービスの現場の方々の感覚とかけ離れた、広報かくあるべき論が強すぎないように心がけている。

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新聞記者が取材メモを誤って別の報道機関にメールで送ってしまうという問題が起きた。上司や同僚に送ろうとして、記者クラブ加盟の新聞、テレビ、通信社に一斉送信してしまったということなので、メーラーの宛先欄に上司の名前を入力しはじめたらいくつか候補が出てきて、うっかり一段まちがえたらメーリングリストだったということのか、どうなのか。

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