Archive for the ‘広報ビギナーズ’ Category

何かに取り上げられたり、また流行のサービスを扱っているという事で、いろいろなメディアから取材依頼がくることがありますよね。

未熟な広報の方だと舞い上がってしまうのではないでしょうか。

単に社長のアポを取って、会議室をおさえて、記者に日時を連絡して、当日同席して終わり。

掲載誌が来たらそれに付箋をつけて社内回覧といった流れでしょうか。

その取材に自分も立ち会いましたという自己満足感。社長の隣に座っている偉くなったような優越感。

私もとても未熟だったときに体験したような少し苦い思い出があります。

実はこれ、とても危険だったりするのです。
以下が社長取材で想定される出来事です(創作です)

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「本社の外国人が来日するんでインタビューを!」こういう依頼を、私が記者だったときに何度も受けた。

その外国人が、超大物のCEOだったり、読者が喜ぶようなおもしろい話が聞けたり、新製品やサービスのまだ出ていない話が聞けたりするなら意味がある。

ただ、新製品もない、製品のロードマップは話せない、とにかく、来日しちゃうんだから、なんとかインタビュー入れてくれと言われたから、うまくまとめてくれ、みたいな場合もある。

取材は、読者の気持ちを考慮し、ニュース性があるかも考慮して実施をしている。取材依頼を全部鵜呑みにして記事にしていたら、企業側の論理で伝えたい事ばかりになり、つまり広告的な内容ばかりになってしまう。そんな内容では読者は離れてしまう。では、どうするか。

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先日ご案内しました、目黒広報研究所主催の広報活動に関する無料相談会は本日開催です。

すでにお申込み頂いている方は、入館/入室にあたり特別な手続きは必要ありませんので、中目黒スクエア9階の研修室へ直接お越し下さい。

なお、現時点で席に若干名の空きがございます。本日の午後3時ころまでお申込みを受け付けております。ご興味のある方はfacebookのイベントページ [ http://www.facebook.com/event.php?eid=131806220256428 ]からお申込みいただくか、 または akira.ikeda[アット]plusonecomm.co.jp までメールにてお申込み下さい。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

来る11月4日(金)、目黒広報研究所の公開ゼミナール第一弾として、広報に関する無料相談会を行います。

企業で広報活動に携わっている方を対象とし、日々の活動で生じる疑問や悩みに、目黒広報研究所のメンバー3名がそれぞれの視点でアドバイスします。参加した方々と課題と解決方法を共有することで、実践的な広報の知識を得て頂きたいと考えています。

ご質問は、記者に読んでもらいやすいプレスリリースの書き方のコツや、メディア/記者との上手な付き合い方など、業務上のちょっとした疑問から広報という仕事との向き合い方までどんな事でも結構です。

参加費は無料です。

16時30分?17時30分の第一部、18時30分?19時30分の2回に分けて開催します。参加ご希望の方は、facebookのイベントページ[ http://www.facebook.com/meguroprlab ]からお申込みいただくか、または下記のメールアドレスにご連絡先と第一部、第二部のどちらにご参加希望かを記載してお申込み下さい。

公開ゼミナール事務局担当 池田 :  akira.ikeda[アット]plusonecomm.co.jp

定員は各15名でお申込み先着順とさせて頂きます。

ご参加いただけるのは、企業の広報担当者として実際に活動されている方とさせて頂きます。(PR会社など同業者の方の参加はご遠慮頂いております)

当日は、目黒広報研究所メンバーの以下の3名がご対応させていただく予定です。

株式会社ビーコミ 加藤恭子
株式会社プラスワン・コミュニケーションズ 田中義之/池田明

「今更聞けないあんな事」「だれも教えてくれなかったこんな事」
どうぞこの機会にすっきりとさせてください。

なお、当日の質疑応答の内容については、後日当ブログで公開させて頂くことがございます。(あくまで内容のみで、会社名や個人名などは公開しません)

■開催日時

11月4日(金)   第一部 16時30分?17時30分 / 第二部 18時30分?19時30分

■会場

目黒区 男女平等・共同参画センター 研修室

東京都目黒区中目黒二丁目10番13号 中目黒スクエア9階

 

取材を受けるときに、いつも登場する人を決めておくということは重要です。顔も覚えてもらえますし、その人と記者との間でいい人間関係ができれば、いろいろと詳しく聞いてもらえます。毎回違う人が出てくると一貫性がなくなってしまいます(注:プロダクトごとに担当が違う場合はそれぞれの担当が登場していいと思います)。

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いろいろな記事を見ると、IT系の場合、製品の画面写真(または商品の写真)が掲載されていることが多くあるのに気付きます。特に新製品の紹介スペースでは元のレイアウトが「画面が必須」になっていることもあります。そんな場合、画面がないことによって記事にしていただけないケースもあると聞きました。

そんなわけで製品の画面はできる限り用意するようにしています。用意したほうがいいものの答えは「画面」でした。

では、それをどうやって記者に渡すのでしょうか。

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先日、ソーシャルメディア向けの広報活動と従来型の記者向け(4大マスメディア)の広報活動を分業している会社の方にお話を伺う機会がありました。専任でそれだけをやっているのではないのですが、業務としてきちんと取り組んでいる様子を伺い、進んでいる会社とまだやっていない会社の差がだいぶ開いている印象を受けました。

B2Bの場合、新聞等に掲載されたことで即売り上げにつながるケースがいまだ多いのも事実だと思います。新聞が出た日に電話が鳴って受注したという話も聞きます。

ただ、直接ユーザーとなる人に情報が届けられ、そこで増殖していくソーシャルメディアのおかげで、新聞・雑誌を見ない人にも、「あ、こんなおもしろい商品(サービス)あったのね」と情報を届けられる利点は、情報の送り手にとっても、受け手にとっても大きいはず。

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