Archive for the ‘コミュニケーション’ Category

このブログをはじめて今日で289日が経った。だからといって特になにかの節目でもなんでもなくちょっと数えてみただけなのであるが、ついでにもうひとついうと、わたしが書いたものは今回で40話となる。

これまでメモのような日記とプレスリリースよりほかにまとまった文章を書いたことがなかったわたしにとって、このブログを書くことはとてもよい訓練となっている。なにかを続けるということは、なにかいいことをもたらしてくれるです。

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RCサクセションの「COVERS」をCDラックからひっぱりだして聴いている。反原発をうたった「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」などが収録されている1988年のアルバムである。発売中止さわぎからもう23年もたったんですね。

福島第一原発の事故もあって、この曲がラジオでたくさんリクエストされているという。「ラヴ・ミー・テンダー」は「何 言ってんだー」である。ワンダフルな訳詞である (ほかにキヨシローのかえうたでは、ビートルズの「HELP!」の「HELP! あ、兄さん、ばあさん」がすきである)。

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何かを買ったり、何かのサービスを受けたり、何かの質問をしたり・・・
そんな日常の中でよく耳にする言葉があります。

「少々お待ち下さい」
「少々お時間を頂戴します」

そうです。この「少々」が問題なんです。
果たして「少々」ってどのくらい?
「少々お待ち下さい」と言われたら、私は一体いつまで待てば良いのでしょうか。
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とある日、
所用でタクシーに乗り運転手に目的地を告げたところ、こう尋ねられました。

「どのように行きましょうか?」

運転手からのこの問い掛けに、少々違和感を覚えました。

客は「行き先」を告げ、運転のプロである運転手が「行き先」まで最短で最良の
「行き方」を考える。私はこれが当たり前の事だと思っていました。

しかし、ちょっと思い返してみると、最近「行き先」を告げた後に「行き方」を尋ね
られることが増えたような気がします。
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広報・マーケティングの仕事を数年やっていると、同じパターンで怒られるという現象が出てきます。以下は社員として担当していた時の出来事ですが、

たいていは、社員または販売代理店さんからの、少し感情的になった指摘で、

「競合他社の記事は出ているのに、うちの記事がでてないじゃないか!●●特集なのになんでうちの記事がないの???広報のアピール足りないんじゃないの!!」

というものです。

おかしいなあ、と思ってその媒体を見せてもらうと、その人は必ずと言っていいほど、

PR

と書かれたページを指し示しているのです。

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少し屁理屈っぽいかもしれませんが、広報が広く情報を広めることだとすれば、もしかしたら狭報もあるのかなと思いました。大事な情報を狭いコミュニティのキーパーソンのみに伝えるのです。実際に狭報という言葉は、すでに複数の方が使っていますが、もしかしたら私がここで書きたいこととはちょっと意味合いが異なるかもしれません。いまいち広まっていない広報活動という意味で使われていることもあるようですね。

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前回の投稿をきっかけに「自慢」についてちょっと考えてみました。
なぜ自慢話は記憶に残らない、さらに言えば、聞いていて気分が悪いのでしょうか?

我々の仕事で身近な「取材」を例に考えてみました。
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