2010年12月1日12:18 PM

先日、facebookで記者会見の案内を一部の記者にお送りしてみました。そのときの反応はこちら。→ [記者会見のご案内をfacebookで実施してみました。皆さんの反応は・・・]

概ね好意的に受け取っていただいたようで、この件に関してある新聞の海外支局長からもフェースブックを通じてメッセージをいただくなど、皆様からいろいろなフィードバックがあり、今後も可能性として他の方法と併用してのご案内はありなのではないかと感じました。

(ただ実際問題として、自分自身、1-2回しかお会いしていない人からのイベントのお誘いメールがフェースブックで複数届いており、中には「手当たり次第」送っていると思われるものもあります。ほしい内容なら「情報」(受け取ってうれしい)ですが、欲しくない内容は「スパム」(受け取ってうれしくない)になってしまい、情報とスパムは紙一重なので、気をつけたいところです。もちろんイベントと記者会見は別物なので、同じレベルでは論じられないのですが)

一方、Twitterですが、あるITベンチャー企業では、実は最近の取材の連絡はTwitterが多いと言っていました。またある記者も取材申し込みはTwitterでしていますと言っていました。私も場合によってはツイッターのDM機能を用いて取材のお願いをしたり、会見参加の可否を確認させていただいたりということもしています。

どちらもしつこくなりすぎると、大量の電子メールと同じで読んで頂けないということになるので、適度な距離感を考えて従来の手段にプラスした形で活用できたらと思っています。

広報以外の場面でもいえることですが、連絡手段は相手にある程度合わせる必要があると思っています。フェースブックが流行っているといっても、あまり使っていない人もいますし、TwitterのDM機能も、利用しているアプリによっては新着がわかりづらいこともあります。

参考:アラフォー起業家の“継続拡大”人脈術:メール、チャット、Twitter――忙しい人への連絡は手段を工夫する
一体いつ寝ているのだろうという人は存在する。別に相手は私に会いたくないから「今、忙しいので」と言っているわけではない。仕事が多忙なのである。こういう友人知人にメールをすると、多くの確率でそのメールが埋もれてしまう。ツールを使い分けることが重要だ

それから、あくまでもこれはSNSの中でのことなので、Twitterなら相手にフォローしてもらう、フェースブックなら友達になるという状況でないと、メッセージを送れません。ということは、リアルな人間関係のつながりを、ネット上にも落とし込む(=普段つながりのある記者の方を、自分のSNSに登録させていただく)必要がありそうです。

この件はこれからも考えていきたいと思っています。

 

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