今日は記者発表会について少し書きます。
長い間外資系コンピューターメーカーの広報として働いた。そして何十回と記者発表会を開いた。でも出欠確認をしたことは一度もない （たぶん）。
もちろん、発表会が始まる直前まで記者のみなさんが来てくれるか不安で胃がイタイ。しかし、発表会実施にこぎつけた選りすぐりのニュース素材なのだから記者も関心を持ってくれるはずだと強く信じるほかない。
メディアはその日に予定されている複数の発表会に優先順位をつけて限られた人数でカバーしている。たくさんの発表会が重なった場合は出席できないものも当然出てくるのである。前日にどの発表会に誰が行くか配置するという編集長の話も聞いている。3日も4日も前に出席を確認するというのは簡単ではないのである。
記者発表会は宣伝イベントではないのです。
複数の発表会が重なったときでも、あの会社の発表会ははずせない、と思ってもらえるよう、ニュース素材の吟味、メディアとの日々のコミュニケーション努力が重要なのである。その努力を怠っていなければ、あとは運を天にまかせる、くらいでよいのではないか。
あえて極端にいうと、出席者がたった一人であっても誠意をもって説明する。
記者発表会を開くには、それくらいの度胸と覚悟が必要だと思うのであります。
さて、
♪♪♪ 今日のBGMはJesse Ed Davis ! ♪♪♪
Jesse Ed Davis / Same
スワンプロックの大名盤。オクラホマ州出身のネイティブ・アメリカン、Jesse Ed Davisの1970年の1st。思えばここからスワンプの泥沼へとしっかりはまっていきました。クラプトンも参加。ジェシ・エド特有の気だるいうねりがシブイ！ ♪ 目黒駅前研究室においてあるアナログレコードをこの場を借りて少しずつ紹介してます ♪
