2011年3月7日4:00 PM

初めて記者会見をやってみるという新進気鋭の会社の場合、会場に、スピーカーではない、営業担当者なども同席することがあります。理由はさまざまで、社員が少ないから会場準備を手伝ってくれてそのままいる場合もあれば、発表する製品の売上に責任があるので、会見内容も見守りたい、今後のために見ておきたい、という場合もあるでしょう。

スピーカーとマーケ(広報)担当は綿密な打ち合わせをしており、FAQも準備していますから、何を聞かれても大丈夫な状態になっていても、この見学社員が、ぶらさがり(終わった後に記者が前に出てきてスピーカーを取り囲んで質問する)のときに勝手な自論を述べたり、社内では当たり前だけど社外には出していないことを話してしまったりすると大変なことになってしまいます。

また、ある会社では、発表に関係ない社員が10名以上ずらっと記者の周りを囲み、じろじろと記者を眺めていたとのこと。あまりに取材がしづらかったとのことでした。

初めての記者会見、興味があると思っても、関係のない社員の見学は人数やマナーに気をつけたいものです。

 

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